MOEフェスティバル@渋谷

MOE30周年のケーキ
MOE30周年のケーキ

先日、雑誌MOEの30周年イベントを観に渋谷パルコ Part1へ行ってきました。

実は渋谷は乗り換えには利用するものの、街に出たのは久しぶり。人ごみがどんな感じだろうかと少々心配していました。でも、杞憂でした! パルコのB1の本屋さん (LIBROとロゴス)では美しいデザインの本をいっぱい見つけて刺激を受けました。本ってやっぱりいいなあ。MOEのイベントに若者たちが集まってる感じも個人的に、新鮮でした…。やっぱり渋谷で良かったんですね!? いつもお世話になっていながら、なかなか寄稿では貢献出来ていない田中ですが、展示する為の色紙を書かせてもらったりと参加出来て良かったです。今年〜来年にかけてはMOE誌上でのお仕事計画中なので、きちんと進行出来るよう祈ってください…。 2月3日売りの3月号には、私のギャラリーページが掲載されます。

「おきにいり」のさかなを描いた私の色紙も飾ってくださっている6階には、MOEに使用された描きおろしの原画が沢山あり、え、こんなすごい企画やってたんだ、見逃した…という驚きが…。(スミマセン)杉浦さやかさんの原画を見られるのは貴重な気がしました。修正等がなくて、美しいです。

1階のカフェで、気になっていた特製ケーキを頂きました。このキャラクターは100%オレンジのデザインです。生のオレンジが使われていて、見た目よりも甘さ控えめの上品な味でした。たてがみの部分のクッキーに塩がきいていて、ナイス。

「MOE絵本フェスティバル」
http://www.moe-web.jp/moefes/index.html
1月15日〜2月8日まで、渋谷パルコパート1の6F, B1 の2会場にて。

Young Artists’ Books Fair その2

本屋さんで展示
本屋さんで展示

新宿紀伊国屋南店での展示にて昨日、1回目の在廊をしました。次回は20日の10:00~15:00です。

街頭に立つ感覚は以前から好きで、誰に会えるか分からない感じ、何かあたらしい時間を過ごしている感じがして、わくわくしました。やはり(?)声をかけてくれるのは外国人の方が多かったり。今回の新作は、抽象的、詩的なテキストなのですが、絵を描いてみたら案外テキストなしでもわかる気がしたので、出品した本はフランス語のみ配置してあります。しかし、やはり日本語を入れないと深いところが伝わらないと思い直し、訳文をプリントしたものを添付しました。また、ぎりぎりまで絵を描いていたので、製本が弱い簡易版となってしまったので、今回の分には次回改訂版の無償の引換券も入れておきました。

こんな細切れの時間のなかで出品するのもどうかと思われますが、過程を追ってすこしづつ詰めて、1回の企画のなかで巡回展の度に作品を改良する、というのもこの展覧会のディレクターが提案している案なので、実は皆作品を増やしたり、昨年秋とは違うバージョンを出しています。

ただ、一度に何部か作っていると、製本所にもできることをただ手でやってる、ということに何か物足りなさを感じるようになってきました。そういうわけで「石の巨人」新版は、ちょっとだけ仕掛けものになるかも…。今回のものをお店で買って頂いて、申し込んでくだされば、新版が出来次第、お送りします。中の絵が変わったりする可能性が高いので、見て気に入ってくださった場合は新版を待たずに両方ゲットがおすすめですw(自分でよく書くよね〜)

仕掛けもの云々と書きましたが、Ericさんとの合作「Mon tresor」の方は、普通の上製本と和綴じの2種類があり、どちらも手作りの温かみのあるものになっています。是非2つあるバージョンを見比べてみて頂きたいです。上製本には絵の中に日本語、和綴じ本には絵の中にフランス語を入れていますが、まったく違う作品のように見えるのです。

Young Artists’ Books Fair

14日から新宿で始まったグループ展示、Young Artists’ Books Fair。(22日まで)

明日10時からアーティストとして、15時まで会場に居ります。お立ち寄りの際は、ぜひ「I am artist」という札を下げた者にお声がけください。

紀伊国屋さんでお買い上げいただいた田中の本にサインも致します^ ^  (手製本でなくて、ほかの絵本でも)

会場は新宿新南口かサザンテラス口から徒歩3分ほどの紀伊国屋書店新宿南店、3階入り口付近です。

作品の製本は手づくり感バリバリで、価格が3500円と高めなのですが、頑張ってかいてます(汗)記念に買ってね!オブジェは「石の巨人」の物語のシーンを体験できる仕組みです。

ドウシャン・カーライ展

今日のヒット。
今日のヒット。

ドウシャン・カーライ展が板橋区立美術館で11日まで開催中です。

ドウシャン・カーライさんは、イラストレーターの業績に与えられるアンデルセン賞を最年少の40歳で受賞するなど、大変才能のある画家/イラスト レーターさんです。板橋区立美術館での「夏のアトリエ」などで講師も務められていることから日本とのご縁も深く、出久根育さん、降矢ななさんなど活躍中の 日本のイラストレーターを含め、カーライさんが教授をされているスロバキアの美術アカデミーに世界中から若い才能が集まって学び、それぞれ活躍をしていま す。

私がカーライさんの絵を知ったのは、確かイラストレーションに興味を持った頃に海外のイラストを紹介する本で見たのだと記憶しています。その頃(高 校生くらいでしたが)からスロヴァキア、チェコ、ポーランドなどの東欧の作品がいいなあ、と思っていて、間接的に影響を受けています。

展示は子供の頃の絵から始まって、学生時代の作品や初期(もう早速パワー全開で、あまり変遷というのは感じなかった)の貴重な作品が。やはり原画はいいです。迫力があります。

私はアンデルセンの文庫の全集を一応、読破に近く読んでいるのですが、かなりのアンデルセンの作品を網羅した挿絵本の原画が展示してあり、自分の描 いたことのある場面がいくつか出てきたりして、とても参考になりました。それから、ペンの使い方、銅版画のタッチ、画肌の作り方など参考になるところが いっぱいでした。

あと良かったのは、よき教師でもあるカーライさんのお弟子さん(?)たちの作品が展示されていたこと。そこに降矢ななさん、出久根育さんの作品もあ り、お二人とも私は大好きなんですが、加えてペテル・ウフナールさんの絵も好みで、原画を見ることが出来たのが嬉しかったのです。カーライさんの教え子と いうと、画風が似た人が目立つところも実際あると私は思いますが、あえて画風の違う生徒を選んでいるところもいいなと思いました。

絵を見ていたらあちこちであいさつし合う声が聞こえてきました。昨年中に見過ごして駆け込んで来た児童書の仕事関係の人たちがばったり…というわけ で、私も絵本作家の風木一人さん、編集者の土井章史さん、イラストレーション誌の編集者の方、などなどにごあいさつしました。展示会場なのであっさり と…。

写真は、美術館わきの道路にむけて掲げてあるのぼり。一人でウケて撮ってました。こういうの結構すきです。(笑)

実家取材

道具たち
道具たち

お正月に実家に帰った折、父の仕事場を取材。

今まで知らなかったことをいろいろと教えてもらいました。この道具を見て、何の職業かわかりますか?
紳士服の縫製です。道具類の他、昭和30年代に出版された縫製の本も見せてもらいました。燕尾服やモーニングはもちろん、トンビやマントのパターンも載っている…。そんな本、今出ているのかなあ。
服の作り方を教えてもらえたらいいなあと思うのですが、なかなかそんな時間が取れず。でも手作りの服を見られる環境で育ったのは、良かったなと、思います。10年くらい前に父に作ってもらった服はすっかり古いデザインになってしまいましたが、またいつか着られる日まで…と大事にとってあります。
取材というのは、仕立て屋の絵本を作りたいと以前から思っていて、福音館の「かがくのとも」で、まずはやることになりそうなのです。時間はかかると思いますが、自分の人生とリンクした作品をいい感じに作れるといいなあと思っています。

木と小石

Le Geant de Pierre
Le Geant de Pierre

新年あけましておめでとうございます。

今年は寅年ですね!猫好きなので何となくうれしい。

制作中の新作の表紙画像を入れてみました。レイアウトは出来ているものの、本文原画はこれから描くのです。展示(先日書きました新宿の奴)に間に合うのか??(学生時代以来、今までで最短です。)

この作品は文章を、フランスのアーティスト Eric Rolland Bellagambaさんが書いてくださっています。欲望と孤独、その克服を描いた意欲作…となる予定です。ちょっと抽象的な内容なので、フランス語から日本語に翻案をするのに(実際にはまだきちんと翻訳をしていなくて、内容を原文で理解しているだけなんですけど)時間がかかってしまいました…。

「だいじょうぶ絵本」だけが大人向け絵本じゃないぞ、という想いがずっと胸の中にあり、共感してくれる読者が居るといいなあと思っているところです。
(出版オファーももちろん歓迎です。必要に応じて作り直します)

これから10日間はりきりますよ〜。

今年は絵本の作もいろいろと予定しています。アトリエに籠らないで、いろんなものを見たり経験しながら、お話を書きたいと思っています。