ハッサンさん来日できなくなりました

うっかりと連絡が遅くなりそうなので書きますが、ハッサンさんの来日が中止になってしまいました。
一緒にBLUE BOOK GROUP展を運営していたお兄さんのAliさんが、検査の結果がんと診断されたためだそうです。共に生活しているハッサンさんは看病するそうです。会えなくなったのは残念ですが、心から応援したいと思っています。

その関係で、7月11日の板橋区立美術館での講演会は、内容が変更になります。
愛甲恵子さん/講師 田中清代/聞き手、ハッサンさんの紹介
で、11日14時から行います。入場無料。
タイトルは「知られざる絵本大国イラン 絵本と絵本作家たち」(仮)

です。
皆様のお越しをお待ちしています。

もう一つ、8月のPinpoint Galleryでのワークショップですが、
28日から募集が始まります。
日程は8月24日(ハードグランド)、25日(ソフトグランド)
で、実は先に発送されたチラシの、ワークショップの開始時間に誤植がありました。
14時からとなっているところ、正しくは11時からです。

お申し込みの際に、ギャラリーから説明をしますが、どうぞよろしくお願い致します。

ハッサンさんの来日準備

今、BLUE BOOK GROUP展の主催者 Hassan Amekanさんの来日準備をしています。7月5日〜7月13日まで、来日予定で、7月11日には板橋区立美術館で講演も予定しています。テーマは「イランの絵本と私の作品」入場無料です。そう、ハッサンさんは7月10日オープンの「イタリア•ボローニャ国際絵本原画展」の入選者でもあります。最近元気なイランの絵本事情などのお話も聴けるかなと思います。

ところで、ハッサンさんはイランから日本にやってきます。そこでビザを取得しなければいけません。私自身はビザが必要な国を訪ねたことが無く、日本国内の受け入れ側もかならず書類を作る等とは知らず、のんびりしていました。

ところが、イランでビザ申請をしているハッサンさんから連絡が入り、「書類がたりない!」とのこと。至急要るというその書類とは、こちらの関係団体の代表者の代表印と団体印の二つを押したものだとか。なにしろ初めてのことで、しかも3日以内に作って送らないと間に合わないかもしれない、と大慌てで書式を調べ、板橋美術館ともう一つ出版社に連絡。とっさに出版社を思ったのは、在イランの日本大使館で「大きな会社の関係だとビザがとりやすい」と言われたということと、9日間ある日程に対して板橋区立美術館でのイベントが1日と少ないこと。限られた時間でも出来ることをしないと気が済まなかったというわけで、1日を書類作成依頼に、1日を書類作成と受け取りに、とガンバってしまいました。

火事場の馬鹿力といいますか、美術館の協力は講演が決まっていたこともあってスムーズに得られましたが、出版社のほうも少々無理を言って社長さんに話を通してもらい…、(その時まで、ハッサンさんを連れて打ち合わせに行くというアポも取っていなかった)結果的には書類をもらうだけではなくて、売り込みと打ち合わせになってしまったという、ふしぎ〜な1日でした。

ちょうど、困っている人を見るとつい助けたくなる心理といいますか、バタバタと皆を巻き込むのが私のいつものパターンで…またやってしまった、でも結果的に皆に助けてもらって、じかに顔をみて話ができて、結果オーライ、良かったなあ、と思ったのでした。
(そのまんま、「トマトさん」ですね。)

おかげ様でビザ用の書類はきっちり3日後に発送でき、ハッサンさんからはこれなら大丈夫と思う、との返事。(彼は楽天家なので、申請するまで油断できませんが!)

ところで、良く考えるとこの仕事、美術館での講演に自分も出演させてもらうことをのぞくと、無報酬&持ち出しなのです。「以前から翻訳家さんのような仕事に憧れていた」とか、「日本の出版事情を面白くしたい」とか、いくつか理由はあるものの、時々「自分、なんでやってるんだろう?」と自問します。「楽しい」だけではないのは確かなのです。多分、その結果として「なにが起こるかわからないけれど、何かいいことが起こりそうな気がする」という漠然とした動機が、自分を動かしているんだと思います。それにしても、その過程に色々な人と関われるのが一番「結果オーライ」なところではないか、と思いはじめています。