新作を製作しています。

今制作中の絵本作品について、そろそろ予定も決まってきたので、言及し始めました! インスタグラム、Webインタビュー、MOEのアンケート記事などで徐々に、様子をお伝えしています。

以前から温めて居たキャラクター、「くろいの」が、ある女の子の日常にひょっこりまぎれ込み、壁の向こうならぬ、天井裏の上の世界に誘う。。というお話です。

子供の頃は、天井裏にコトコトコト、と足音が響くことがありました。天井って薄くて、とても身近に聞こえるのに、その向こうは想像するしかない世界。(子供でしたから。今なら、自分で掃除しなければならないでしょうけど!)
また夜の闇など、自分が普段行けない場所がふんだんにありました。日常にたいくつしたり、ちょっと辛かったりしたとき、そんな知らない世界に思いを馳せて遊ぶことがよくありました。

本の世界も、そうだと思います。ちょっと行ってきて、ドキドキして、心を新たに帰ってこれる場所。だから私は、絵本をつくるとき、その中をできるだけ広くしたいと思い、他の絵本とは違うこと=バリエーションを造っていくこと、に興味を持っています。

「くろいの」の絵本を作り始めたのは、娘が2歳のとき。それから保育園を利用し始めて、今娘は年中さんですが、本の完成は来年になります。保育園の4年間をほぼ捧げるかたちになった作品です。というのも、今回の原画はモノクロの銅版画。本当は1枚に1ヶ月もかかるような技法なので、最短でも2週間(10日間)仕上げ。途中で何度も、「こんなことしてて何になるのかなア」「本当に読者を喜ばせることができるのか」と思いましたが(笑)とにかくひとつ、成し遂げなければ次に行けないと思い、今のベストを尽くしています。

くろいの
くろいの 制作中です!