Young Artists’ Books Fair

14日から新宿で始まったグループ展示、Young Artists’ Books Fair。(22日まで)

明日10時からアーティストとして、15時まで会場に居ります。お立ち寄りの際は、ぜひ「I am artist」という札を下げた者にお声がけください。

紀伊国屋さんでお買い上げいただいた田中の本にサインも致します^ ^  (手製本でなくて、ほかの絵本でも)

会場は新宿新南口かサザンテラス口から徒歩3分ほどの紀伊国屋書店新宿南店、3階入り口付近です。

作品の製本は手づくり感バリバリで、価格が3500円と高めなのですが、頑張ってかいてます(汗)記念に買ってね!オブジェは「石の巨人」の物語のシーンを体験できる仕組みです。

ドウシャン・カーライ展

今日のヒット。
今日のヒット。

ドウシャン・カーライ展が板橋区立美術館で11日まで開催中です。

ドウシャン・カーライさんは、イラストレーターの業績に与えられるアンデルセン賞を最年少の40歳で受賞するなど、大変才能のある画家/イラスト レーターさんです。板橋区立美術館での「夏のアトリエ」などで講師も務められていることから日本とのご縁も深く、出久根育さん、降矢ななさんなど活躍中の 日本のイラストレーターを含め、カーライさんが教授をされているスロバキアの美術アカデミーに世界中から若い才能が集まって学び、それぞれ活躍をしていま す。

私がカーライさんの絵を知ったのは、確かイラストレーションに興味を持った頃に海外のイラストを紹介する本で見たのだと記憶しています。その頃(高 校生くらいでしたが)からスロヴァキア、チェコ、ポーランドなどの東欧の作品がいいなあ、と思っていて、間接的に影響を受けています。

展示は子供の頃の絵から始まって、学生時代の作品や初期(もう早速パワー全開で、あまり変遷というのは感じなかった)の貴重な作品が。やはり原画はいいです。迫力があります。

私はアンデルセンの文庫の全集を一応、読破に近く読んでいるのですが、かなりのアンデルセンの作品を網羅した挿絵本の原画が展示してあり、自分の描 いたことのある場面がいくつか出てきたりして、とても参考になりました。それから、ペンの使い方、銅版画のタッチ、画肌の作り方など参考になるところが いっぱいでした。

あと良かったのは、よき教師でもあるカーライさんのお弟子さん(?)たちの作品が展示されていたこと。そこに降矢ななさん、出久根育さんの作品もあ り、お二人とも私は大好きなんですが、加えてペテル・ウフナールさんの絵も好みで、原画を見ることが出来たのが嬉しかったのです。カーライさんの教え子と いうと、画風が似た人が目立つところも実際あると私は思いますが、あえて画風の違う生徒を選んでいるところもいいなと思いました。

絵を見ていたらあちこちであいさつし合う声が聞こえてきました。昨年中に見過ごして駆け込んで来た児童書の仕事関係の人たちがばったり…というわけ で、私も絵本作家の風木一人さん、編集者の土井章史さん、イラストレーション誌の編集者の方、などなどにごあいさつしました。展示会場なのであっさり と…。

写真は、美術館わきの道路にむけて掲げてあるのぼり。一人でウケて撮ってました。こういうの結構すきです。(笑)

実家取材

道具たち
道具たち

お正月に実家に帰った折、父の仕事場を取材。

今まで知らなかったことをいろいろと教えてもらいました。この道具を見て、何の職業かわかりますか?
紳士服の縫製です。道具類の他、昭和30年代に出版された縫製の本も見せてもらいました。燕尾服やモーニングはもちろん、トンビやマントのパターンも載っている…。そんな本、今出ているのかなあ。
服の作り方を教えてもらえたらいいなあと思うのですが、なかなかそんな時間が取れず。でも手作りの服を見られる環境で育ったのは、良かったなと、思います。10年くらい前に父に作ってもらった服はすっかり古いデザインになってしまいましたが、またいつか着られる日まで…と大事にとってあります。
取材というのは、仕立て屋の絵本を作りたいと以前から思っていて、福音館の「かがくのとも」で、まずはやることになりそうなのです。時間はかかると思いますが、自分の人生とリンクした作品をいい感じに作れるといいなあと思っています。

木と小石

Le Geant de Pierre
Le Geant de Pierre

新年あけましておめでとうございます。

今年は寅年ですね!猫好きなので何となくうれしい。

制作中の新作の表紙画像を入れてみました。レイアウトは出来ているものの、本文原画はこれから描くのです。展示(先日書きました新宿の奴)に間に合うのか??(学生時代以来、今までで最短です。)

この作品は文章を、フランスのアーティスト Eric Rolland Bellagambaさんが書いてくださっています。欲望と孤独、その克服を描いた意欲作…となる予定です。ちょっと抽象的な内容なので、フランス語から日本語に翻案をするのに(実際にはまだきちんと翻訳をしていなくて、内容を原文で理解しているだけなんですけど)時間がかかってしまいました…。

「だいじょうぶ絵本」だけが大人向け絵本じゃないぞ、という想いがずっと胸の中にあり、共感してくれる読者が居るといいなあと思っているところです。
(出版オファーももちろん歓迎です。必要に応じて作り直します)

これから10日間はりきりますよ〜。

今年は絵本の作もいろいろと予定しています。アトリエに籠らないで、いろんなものを見たり経験しながら、お話を書きたいと思っています。

手作り絵本

今取りかかっているのは手作り絵本です。
BLUE BOOK GROUP展で知り合ったアーティスト、エリック ロラン ベラガンバさんが文章を、私が絵を描いて、手製本の絵本を作って、新宿の紀伊国屋書店/南口店で1月14日〜22日開催の「YOUNG ARTIST BOOK FAIR」で販売予定(店頭では5部限定)です。またまたえらく時間が無いのですが…。学生みたいなノリで気が引けますが…楽しいです。
私がお話を書いて、エリックさんが絵をつけた「わたしのたからもの」も出品/販売します。

ほかに仕事の絵本のラフ、年明けに4本。
今度こそはお正月気分を味わえないかもしれません。

良いお年を!
Passez un bon jour de l’an!

Merry Christmas♪

クリスマス
クリスマス

「小さいイーダちゃんの花」より。この花束は、デンマークのカーニバルで使うもので、クリスマスとは関係が無いのですが…。

幼友達

おひるごはん
おひるごはん

幼友達が2歳の息子をつれて遊びに来て、久々、旧交を暖めました。
今日一番嬉しかったのは、彼女と遊んでいたころ(幼稚園〜小2まで)が一番楽しかったねえ、という意見が一致したこと。
私もそう思っていたので、機会があれば「小1くらいが一番幸せだと思ってたし、楽しかった時代です」と話してみるんだけれど、人によって「人生の楽しい時期」が違うようで、「私はあの頃には絶対戻りたくないな」という人も結構いるな〜と感じていました。だから、やっぱりあの頃、彼女と波長が合ってたのはそういう一致もあるのかなあ、と。
結局私が引っ越しをして、離ればなれになってしまったのですが、何年かは文通をしていて、お互いに自分の好きな漫画を教え合ったりして、私が展示をするようになってからは3年おきくらいになんとなく会う機会があって、なんだかんだいって毎度同じこと(当時の遊びなど)を話すので、曖昧になりかかっていた子どもの頃の記憶を「あれは現実だったんだ」と感じさせてくれる、本当に貴重な友です。

引っ越しをしてからも外でやんちゃに遊ぶ子どもで、普段楽しくしていたんですけれども、そのころから母が病気になったり、友達付き合いに悩みはじめたりして、天真爛漫という時期を超えてしまったと記憶しています。

同級生ってそれだけでうれしいような気がするのって、どうしてでしょうね。
最近少し年下の人と話す機会が多かったので、「同世代か!」と思うとハッとすることがあります。

料理教室

以前にインタビューをして頂いた、マザールのあべみちこさんからお誘いがあって、先日、料理教室に参加しました。

お正月料理
お正月料理

お正月料理というテーマでした♪

実は学校での家庭科以来、料理の経験者から直接学んだのは初めてだということに気がつきました。講師は蓬原泉さん。先生がレシピを作るために試行錯誤をした話を伺うと、その結果を教えてもらえるなんて、すごいことだ!と一人で感心してしまいました。と同時に、母に料理を教えてもらう機会が無かったのも残念だなあと。記憶のかぎり、今の私同様料理嫌いだったような気がするけれど。これからはもうちょっと真面目に、おかずの作り方を夫に訊こう…と反省しました。

生徒さんは私も含めて4人で、先生含めて5人で和気あいあいと料理を作り、最後においしく頂くので、なんだか勉強って感じがしなくて、とってもグーです。
関係ないのですが、当日短い時間で6品作らせて頂いたので、よくあるTVクッキングの「で、ここに調理済みの…」と時間短縮するアレのように、電子レンジの活用法を沢山教えて頂いたのですが、実は私の家にはレンジが無い。う〜ん、やはり文明の利器は時間を短縮するものなんだ、などと当たり前の事に改めて唸ってしまいました…。

お話を考える

しばらく絵を描いて過ごしていたので、お話を考える環境を整えようといろいろ、画策しています。学生のころは絵を描きながらもお話が考えられたのですが、最近は絵を描き始めるとそちらに忙殺されてしまい、平行して進めるのが難しいな、と感じていました。
なので、さしあたって時間の余裕をつくることが、第一の課題です。
これが意外とむずかしい。
なにしろ職業上の仕事は一人でやっているので、一方にはきちんとやればフルタイムでもいいくらいの事務仕事があり、また一方には家事があり、そして本業があり、さらに課外活動や勉強があり…。
どうしても取捨選択をしなければなりません。

結局は、減らすことよりも増やすこと。つまり、お話を考えることに時間を使うことで、他のことに手が回らなくても我慢出来るようにする、という方法が一番てっとり早いようです。

物語を書くことを意識していると、ものの見え方も違って来ると感じます。一時期、もうお話は書けなくなっちゃうんじゃないかと、不安に思っていたこともあるのですが…やはり時間との付き合い方の問題なんだな、と思うこの頃です。

師匠と呼ばせてください!

変なタイトルでスミマセン。
昨日、映画「This is it」を観てきました。
予想以上の収穫。映画が終わった頃にはぼーっとしていました。
クリエイター必見の映画だと思います。
マイケル・ジャクソン氏には亡くなってしばらくして、本を通して強く興味をもったのですが、理由は「今時絶滅したと思っていた種類のアーティスト」だという確信を持ったから、なんです。
大きなプロジェクトでみんなをインスパイアしてまとめていくのは、中心になるアーティストのオリジナリティーだと思います。簡単に言えば「世界観」。
ファイナルコンサートに、ここまでいろんなことを盛り込んで、大きな仕事を成し遂げようとしたジャクソン氏に心から拍手を贈りたい。

彼のインタビューや自伝などから垣間見えるのは、「デビューの早さ」がどれだけ彼の個性を作り上げたのか、ということです。幼い頃のマイケルは、いつも舞台の袖にいて、先輩の一流アーティストのパフォーマンスを一心に学んでいたそうです。そして、モータウンレコードのベリー・ゴーディという名プロデューサーの下で、レコードの為の職人的な音の作り方や、人々の心をつかむアレンジの方法などを学びました。私が注目したいのはその学んだ対称との「年齢差」で、彼は30歳にして音楽業界ではすでに「生きた化石」状態だったんじゃないかと思うんです(笑)たった10年の、同世代の人たちとのキャリアの違いによる、自分のレコードの作り方と、みんなのやり方との違いは歴然としていたと思うのです。でも、だから人と違うことができたし、(自分がすでにヴェテランだという)自覚があったからこそ新しいものと、古いものの良さを上手く使いこなすことが出来たのではないかなあ、と思います。

それにしても、「カウントをとる」だけでも音楽になってしまう場面を目の当たりにすると、みんなが彼を「師匠」と思う気持ち、分かります…。