ペッパーズ書店

11月2日〜14日まで、銀座のPepper’s Gallery にて、「ペッパーズ書店」というグループ展に出展しています。私は明日5日の15時よりギャラリーに行って他の出品者の作品を見ることにしました。
今回私が出品しているのは、「わたしのたからもの」という作品で、私が文章を書き、フランスのアーティスト エリックロラン ベラガンバさんが絵をつけた絵本です。本当はもう一冊作りたかったのですが、白鳥の仕事が長引いたため1冊のみの出品となりました。
この展示の最大のコンセプトは、出品作品が「手製本」であるという点です。私もがんばりました、搬入前の数日間製本づけ…で、売るための本は2部しか作れませんでした。(汗。 個展の準備の進み具合であと何部か作れるといいのですが!)日本語版、フランス語版と2種類作り、それぞれ右綴じ、左綴じになっていて、日本語版はフランス語のテキストが絵の中に入っていて、フランス語版は日本語のテキストが絵の中に。
先日飾り付けに行って来た感じでは、全体の展覧会の印象はなかなかにぎやかです。
本の新しい可能性を探しに、訪ねてみてはいかがでしょう。


ペッパーズギャラリー

多摩美術大学の芸術祭

私が学生時代に参加していた大学のサークル、「絵本創作研究会」の展示が、多摩美術大学芸術祭において11月1日〜3日まで開催されます。

芸術祭サイト

http://www.tau-geisai.com/

絵本創作研究会/芸祭特設サイト

http://ehokenkoguma.web.fc2.com/kshobo_0.html

ここ数年、学生との交流、作品の批評などに関わっていて、毎年観に行っています。お時間ありましたら、ぜひ、八王子の良い空気を吸いにいらしてください。

白鳥の湖 入稿しました

1ヶ月ぶりの日記となりました。講談社から12月に出版される予定の「白鳥の湖」(石津ちひろ/文)の原画はA4サイズで、本文40ページ、見返 し、扉、奥付もすべてカラーという、絵本としては大変贅沢な作りであり、つまり描くのにとても時間がかかりました。全てのページを「これ以上無い」という 質に仕上げようと思ったら原画制作だけで1〜2年くらいかかりそうなボリュームでした。(私の場合。)しかし限られた時間の中でもがんばって、良い原画が 出来たのではないかな、…と思います。あとは印刷がうまく行くことを願うばかり。

今回は私の作家性をかなり抑えて、イラストに徹したので、 いつも作品を観てくださっている方からは少し物足りないかもしれません。でも、私なりにこだわったのはいろんな情報を込めるということ。背景に使用した風 景はドイツ•ロマン派の画家からアイデアをもらいましたし、演劇的演出のある場面での衣装のデザインはバレエらしさというよりは「中世」のイメージを出し ました。これによってバレエの持つ「娯楽性」に少し重みを持たせられたらいいなという気持ちがありますが、多少「オペラっぽい」と(マニアの方からは)思 われるかも…。もともとの演劇好みが出たかな。ともあれ本になってみないことには、まだ分からないので、デザインされてくるのが楽しみです。

実際絵を描く時に、BGMに「白鳥の湖」の音楽を流してもいました。チャイコフスキーはやっぱり好きです。王子と白鳥のパ•ド•ドゥの音楽では2人の台詞のように聞こえるフレーズがあることには、実際公演を見ている時には気がつきませんでした。奥が深いです。