おばけがこわいことこちゃん
ビリケン出版2000
ことこちゃんは、おばけがこわくて夜、トイレにいけません。それで、いつもおねしょをしてしまうのです。そんなことこちゃんはある日、おばけのにんぎょうを見つけます。そのにんぎょうをドロンと名付けて、なかよしになりました。ことこちゃんは、トイレにいけるようになるのかな?
作家のつぶやき
学生時代からやりたかったこと、描きたかったものを詰め込んだ1冊です。テキストが長めなので絵本としてはちょっと変わっています。文章だけでも、声を出して読んだ時にキチンと語るようになっています。この絵本はおばけが大好きだったり、怖かったりする子供達に気に入られているようです。おばけのことは子供達にとってはリアルな問題ですよね。ちなみにおばけが憑いていて守ってくれる、というのは自分の感じ方を元にしています。こどもの頃から今まで、見えないものに守られている感覚、というのが常にあるような気がしています。