くろいの

田中清代/さく 偕成社 2018

ひとりでかえる いつものみち、 へいのうえに くろいのが いた
主人公の女の子にしか見えない、ふしぎなくろいの。ある日、おもいきって声をかけると、見たこともないような、ちょっとなつかしいような場所へと女の子をいざないます。おもいきり遊んで、くろいのと友達になった女の子の、ちいさな冒険のお話し。

 


作家のつぶやき
原画は全て銅版画で製作し、絵本にも銅版画の良さが伝わるように、印刷にもこだわって作りました。ブックデザインは名久井直子さん。全体の装丁はもちろん、紙やインクも提案していただきました。
出産後初めての作品でした。一時は版画での絵本作りはしばらく無理かも、と思っていたのですが、かえってモチベーションがわかず。限られた時間内で、あえて、「本当にやりたいこと」に絞って取り組んだのが、この絵本です。

読者の声
保育園の講師さまより:1歳児から読んでみましたが、小さい子でも楽しめ、その年齢なりの受け止め方ができると思いました。
知人のママより:「読んで」とくりかえし本人が選んで持ってきました。こういうのが好きなんだな、と意外な一面を感じて嬉しかったです。